作品

阪急ホームスタイリング展示会

ギャラリー
設計:畑友洋建築設計事務所
写真:繁田 諭

阪急ホームスタイリング「感性をひらくリノベーション展」における提案である。
日常の中で、絵画と向き合える生活について考えてみる。とりとめのない日常を支える家具や雑多なもの。考えてみればそれらはほとんどが手の届く高さに集まっている。そんな生活に満ちた水平線の上に、日常をすっぽりと覆うギャラリーの帽子をかぶせてみる。日常の生活はそのままに、いつものソファから立ち上がり、ふっと視線を上げた瞬間に、絵画と向き合うギャラリーに空間が一変する。日常とギャラリーが重なり、瞬間的に入れ替わる。日常を受け止めながら絵画をゆっくりと楽しめる、そんなリノベーションのありかたを提案した。

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